肩こり・首こりでお悩みの方へ
肩こり・首こりの鍼灸・整体・マッサージについて
このようなお悩みや症状の方に
- 痛み止めの薬を飲んでも治らない
- 長時間のデスクワークでいつも首・肩がつらくなる
- 肩こりがひどくなると頭痛がする
- マッサージに行っても楽にならない
- 慢性的な肩こりで悩んでいる
- 顎を開閉すると痛みが走る
- スグに目が疲れる
- めまいが長引く
- 原因不明の どうきがする
あなたの、首こり・肩こりの原因はストレートネックかもしれません
そもそも人間の背骨は、ゆるやかな S字カーブをしており、頚椎は前弯、胸椎は後弯、腰椎は前弯が生理的な湾曲です。
ストレートネックとは、文字通り頚椎が真っすぐになっている形状を言います。
別名 スマホッ首…とも呼ばれています。
このような首になってしまうと、長時間同じ姿勢でいると首肩の凝りが強くなってきます。
自覚症状として、頭痛、めまい、目の不快感、自律神経の不調 etc. 現れてきます。
慢性的な首、肩こりの原因は、後頭部の筋肉が原因かも
なかなか肩をマッサージしても、ストレッチをしてもコリが軽くならないのは何故でしょうか?
それは、デスクワークやスマホを見る時の 悪い姿勢により、後頚部の奥にある筋肉が持続的に緊張することにより慢性的なコリが発生するからです。
その、後頭部にある筋肉は、一番 骨に近いところにありますので、一般的なマッサージ、ストレッチなどではほぐれない訳です。
鍼は深部の筋肉までゆるめることができます
そのためには、刺激がピンポイントで深部まで到達する、鍼の刺激が一番効率が良いと思います。
〇で囲んだ部位が、後頭部の深部にある後頭下筋群で、小後頭直筋、大後頭直筋、上頭斜筋、下頭斜筋の4つの筋肉があります。
やはり、マッサージなどの指だけでは刺激が届きませんね。
専門書から
【カパンディ関節の生理学 Ⅲ 体幹・脊柱】(医歯薬出版株式会社) には、生理的な湾曲があり、関節の動きが正常な背骨の抵抗力は、ストレート(真っ直ぐ)な背骨の10倍あると記載されています。
つまり、ストレートネックは、正常な前弯のある頚椎より10倍も負担がかかるということになります。
そのために、背骨のクッションの役割を果たす「椎間板」の老化も早まり、ヘルニアなどの故障を引き起こしやすくなります。
また、各背骨の関節も開き気味になるので、関節も不安定でぶれやすくなり関節を支える靭帯や深部の筋肉(インナーマッスル)にも疲労をため込むことになり、凝りが発生します。
治療法
はじめに、前処置として 心身の緊張をゆるめ、代謝を高めるために 松森式太極治療を実施します。
下記画像のオレンジの●が鍼のツボ、緑の●が温灸のポイントになります。
当院の考え方は、首にかかる負担を、後頭骨と第1頚椎、第6頚椎~第2胸椎、第11胸椎~第2腰椎、第4腰椎~仙骨の周りの筋肉や各関節をゆるめることで軽減させます。
上記部位は、立位や坐位で負担がかかりやすい背骨になります。
※首肩こり・ストレートネックのより詳しい情報は「肩こりブログ」を、また、治療法の詳細は症例ページをご覧ください。
下記の動画は、ドライニードルという鍼のテクニックを使用しています。
鍼に数秒間 矩形波電流を流します。 肩こりが顕著な筋肉に鍼先が当たるとピクピク筋肉が電気で動きだします。
動いているのは深部の筋肉です。
とても肩こりや腰痛に効果のある治療テクニックです。
一度、ご体験ください。
参考文献
(文献) |
(著者) | (出版社) |
■カパンディ関節の生理学 Ⅲ 体幹・脊柱 |
I.A.KAPANDJI | 医歯薬出版株式会社 |
■ドライニードル入門 ー 筋・筋膜へのハリ刺激法 ー |
小田博久 | 浪速社 |
■良導絡自律神経調整療法 基礎編 | 日本良導絡自律神経学会 学術部 | 日本良導絡自律神経学会 |
■筋:機能テスト ー 姿勢と痛み ー | ケンダル.マクレアリー、プロバンス | 西村書店 |
■治験例を主とした針灸治療の実際 | 代田文誌 | 創元社 |