院長紹介
院長:松森裕司について
こんにちは
ライフ治療院院長 松森裕司(まつもり ひろし)です。
自己紹介といっても箇条書きにしてしまうと なんだか味気なく堅苦しいイメージになってしまうので、当HPでは、インタビュー形式で自己紹介をさせていただきます。
Who is 松森裕司 ?
Q、はじめに、業界での経歴を教えてもらえますか?
A、はい、わかりました。少し長くなるので業界に関係した私の歴史を年表形式でお話ししますね。
昭和60年 |
大学在学中から往診整体を開始。 |
昭和63年 |
国家資格:昭和63年 あん摩・マッサージ・指圧師免許修得 名古屋市緑区鳴子町で往診専門:ライフ治療室開設 |
平成 元年 |
中和鍼灸専門学校卒業(現中和医療専門学校) |
同年 |
学生援護会グループ(株)グリーンパークメディック設立参加 ホテルマッサージ、スポーツクラブ、病院内リハビリ等委託業務を受け持ちました。 |
平成 2年 |
名古屋市緑区桃山にてライフ治療院開設 |
平成13年 |
ちはら小児科内 うばこやま治療室開設 |
平成14年 |
ライフ治療院 緑区横吹町に移転 |
【所属】
日本良導絡自律神経学会副会長 ・学会本部事務局
日本良導絡自律神経学会中部支部副支部長
鍼灸カウンセリング協会事務局
ドライニードル臨床研究会代表
鍼灸総合医療・チームプロフェッショナル代表
浅井国幹顕彰会 世話役
一般社団法人 日本東洋医学会会員
一般社団法人 愛知県鍼灸マッサージ師会会員
日本病巣疾患研究会会員
【各団体認定】
良導絡専門師
Q、なぜ、鍼灸師になられたのですか?
当時流行っていた「人間医学誌」に書いてあることを実践したり、良いと思われるいろいろな民間療法を数多く渡り歩きました。
その影響だと思いますが、小学生の頃よりマンガ、TVより健康雑誌を読んだり、中学生になると簡単な医学書や古本屋で古い健康法などの書籍を購入して読んでいました。当時から風変わりな子供だったんですね。(笑)
その後、中学生時代には空手と出会い、世界大会に出場するほどの師匠にしごかれ20歳過ぎまで空手三昧の学生生活でした。
そんな経験もあって大学在籍中にもっと身体に対していろいろなことが知りたいという思いが強まったために、鍼灸の専門学校に入学しました。
Q、西洋医学の医師ではなく東洋医学の鍼灸師を目指された分けですね。
Q、治療院を開業時には苦労されたのですか?
私を頼って来院された患者さんを 「なんとかしてあげよう」 という思いで一生懸命でした。
そのためにいろいろな治療法を学びました。
今考えると求道者のようですね。
症状が軽減された患者様から 「先生のお陰で良くなりました。」 と、感謝の声を戴くだけで自分も力が出て元気になれたものです。
Q、ライフ治療院のコンセプトはあるんですか?
私は、鍼灸院に来院される患者様の大多数は自律神経の調節が上手くいっていないと感じています。
「自律神経」ってわかりやすく説明すると、自分の意識と関係なく身体をコントロールする神経なんですよ。
例えば、緊張感や過労が続くと筋肉がこわばったり、寒くなると鳥肌がたったり、寝起きに冷たい水を飲むと便意をもよおしたり・・・
つまり、生活・環境の変化、肉体的な疲労や心理的なストレスなどに、心も身体も負けないように健康を維持する神経なわけです。
これからの社会情勢も先行き不透明な時代であるし、地球全体の異常気象、国際情勢の悪化、インターネット環境の急速な移り変わりによる人の対応能力の限界etc. 人々の心も身体も萎縮ぎみで不安定な時代ですよね。
こんな時代だからこそ心と身体のバランスを崩すと自律神経も不安定になり自律神経が関係する症状で悩まれる方が増加すると思うのですよ。
しかも、病院で検査して原因が分かればいいのですが、残念ながら分からないことが多く、適当な対処法も見つかりにくい…。
そこでライフ治療院は、未病を癒すことが得意な東洋医学の利点を活用して「自律神経失調症でお悩みのあなたのサポーター」でありたいと考えているんです。
Q、では、「自律神経の不調」の治療には何を重視していますか?
治療技術は“良導絡自律神経調整療法(りょうどうらくじりつしんけいちょうせいりょうほう)”を主体にしています。
名称からして自律神経に効きそうですよね?(笑)
この治療法は、歴史のある治療法で 病院の麻酔科やペインクリニックなどで実施されている鍼による理学療法です。
あと 当院の特色として問診やお話しをじっくりお聞きした上で治療をしていきたいと考えています。
「話しやすいし、なんでも聞きやすい先生」を臨床時には重視したいですね。
やっぱり人と人ですから、相性の合う合わないってあると思うんです。むしろ相性が合えば楽しく治療時間を共有できるでしょうし、相性が合わないのに無理して治療を受けても通院を続けることも苦痛で治療効果も出ないじゃないですか。
だから、ライフ治療院のHPを読んでもらって、一緒に時間を共有していけるか?ということを考えてもらうのもいいかもしれませんね。
Q、なるほど、人の個性まで考慮にいれて治療されているのですね。
松森先生をお見受けしますと、物腰も柔らかく誰でもスーッと入れるような雰囲気をお持ちですが、何か特別なことを勉強されているのですか?
「少し痛いけど、治りが早いから頑張れ!」みたいにね。(笑)
20年程前だったでしょうか、鍼灸の師匠から 「松森君、痛みやこりの治療が主体の鍼灸(良導絡)分野に、新しく 癒し の分野を開拓してくれんか…」 と。
師匠に忠実な私は、いったんは了解はしましたが、何しろ「心理学」や「心の病」など無縁の武道の世界にいたものですから、それからが大変でした。
心理学、カウンセリングなどの講座やセミナーに出席したり、鍼灸カウンセリング協会が設立されてからは、会長の心療内科医師である中川 晶 先生にご指導いただきました。
そして協会より【鍼灸心理師】の認定も受けました。
それを元に臨床で実践 ⇒ 鍼灸カウンセリング協会の会員に指導する…
このように当時は常に学んだ事をインプットしたことをアウトプットしてました。
こんなことを長年していると自然に身についてくるんですね。現在では、医療系の学会や専門誌など幅広く啓蒙活動をするほどまでにもなりました。
Q、少し治療院のことをお聞きしますね。 現在は、お一人でやられているのですか?
A、はい、一人院長です。
30年以上前、グリーンパークメディックをやっていた頃は、15名ほどのスタッフが在籍していました。
その時に感じていたことは、人の管理や雑務に忙しく、自分の目標であった、心技体の優れた臨床家になりたいという夢からドンドン離れていくようで気持ち的にもしっくりいかなくなりました。
当時は、経営的にも何も悩みなく、また、収入もそこそこありましたので、知り合いなどからは、贅沢な悩み!と言われたこともありました。
そして、自分が目指す臨床家になりたいと思いが強まってきたために、一旦 グリーンパークメディックを人に任せて席を降り、臨床家として道を歩むことにしました。
一般的に、スタッフが何人か在籍して、多店舗経営などをすると社会的な知名度が高いかもしれませんが、私は そのために入った業界ではありません。
現在の 自分の余暇の時間があまりとれませんが、今の状況に満足しています。
Q、お弟子さんが何人かいらっしゃるということですが、院のスタッフではないのですか?
A、ええ、院内では働いていません。
別に、お弟子さんには、小児科や婦人科などの医療機関から依頼あったために、病院内で鍼灸やマッサージを実施してもらっています。
そして、派遣したスタッフが現場で困った症例があれば、勉強会を開いて一緒に学ぶようにしています。
あと、別に30年前より松森塾という私塾を開設しています。
かれこれ、30数名卒業しています。
彼ら、彼女らと勉強していると自分も学ぶことができます。
一番のよろこびは、その卒業生が開業して、自分のやりたい道に進むことができることです。
教える立場として、教え子が独り立ちすることは嬉しいものですね。
学術活動
第61回日本東洋医学会学術総会
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第53回日本東洋医学会学術総会
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執筆・雑誌記載
医道の日本誌
2002年11月号 61
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2002年12月号 61
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鍼灸OSAKA誌
鍼灸OSAKA 79
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鍼灸OSAKA 59
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書籍
「取材してわかった! 成功治療院のつくり方」共著
編集部より依頼があり専門治療院としての運営のノウハウを執筆しました。