安全で衛生的な治療
誤解されている鍼灸治療
初診の患者様に今までご経験された治療は?
と、お尋ねしますと、病院、接骨院、マッサージ、整体、カイロプラクティックetc.
という返答はあるのですが、残念ながら鍼灸治療をご経験されている方は少ないようです。
なぜでしょうか?
ある鍼灸学会の調査では、鍼灸が敬遠されている理由のベスト3は
- 痛そう
- 熱そう
- 衛生面で不安
このようなお気持ちになられるのは、正確な鍼灸治療の情報が伝わっていないことが原因のように思われます。
「鍼灸を受けたいけど怖くて行けない」 ということになっては残念です。
効果のある治療法なのに、情報不足という理由だけで鍼灸を受ける機会を失っていただきたくはないのです。
日々臨床をしていると我々鍼灸治療を実践している側と、患者さまとの鍼灸に対する認識や想いの差を感じています。
ですから鍼灸治療をはじめて体験される方は決死の覚悟で来院される方が多いようです。
そのことは「なんとか治したい!」という期待と希望の現れでもあると考えています。
安全な鍼灸治療
鍼は極細! 弾力があります
当院の鍼の太さは、0.14㎜~0.20㎜です。髪の毛より少し太いくらいです。
今までイメージされていた鍼の太さより細いのではないでしょうか。
材質は弾力性のあるステンレスで、途中で折れることもありません。
鍼先は痛みの少ない松葉型
透熱灸
ツボに直接すえる灸は、米粒半分の大きさです。
当院では、火傷予防のために皮膚に紫雲膏(漢方の火傷薬)をぬり、その上からお灸をすえます。
したがって火傷の痕が残ることもありません。
燃えつきる瞬間にチクッ!と感じることがあります。この感覚は、女性の方ならご経験があるかもしれませんが、脱毛器で瞬時に脱毛をした感覚に類似しています。
知熱灸
大豆大のもぐさを三角形に固めたお灸で、筋肉のこりに使用します。熱さを感じたら皮膚より取り除きます。燃やし切らずに取り除きますので、火傷の心配もありません。
棒灸
筒状に固めたモグサで 患部を温めます。熱くなく心地よい熱が深部まで伝わり、血流を改善します。
衛生的な鍼灸治療
1回1回新しい清潔な鍼を使用します
エイズやB型肝炎・C型肝炎、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)が引き起こす院内感染が、大きな社会問題となっています。
このような危険を減らすために、ライフ治療院では 鍼をディスポーザブル化(一回使用)しています。
滅菌された鍼を、一人に一回使用しただけで捨てる。
ちょっともったいないなという感じがするかもしれませんが、患者さまと鍼灸師を感染から守るため、このようなディスポーザブル化を推進しています。
完全な無菌状態で包装してあるため、その場で パリッ!と封を開き使用します。
当院では、1回1回新しい清潔な鍼を使用しています。
使用済み鍼は 感染性廃棄物として専門の廃棄物業社に依頼しています
高圧滅菌器/オートクレーブの使用
金属製鍼管、梅花鍼、ピンセット、鍼皿、シャーレーなど高圧滅菌器で処理した後1人の患者様に1回のみ使用します。
治療後には 速やかに高圧滅菌器(オートグレーブ)で一定時間滅菌いたします。
消毒/各種用途により薬液を変えて使用しています
◎手指、鍼を施す患部にはエタノール消毒(濃度70%以上)
減菌 使い捨てグローブを使用
鍼施術時には、医療用使い捨てグローブを装着して施術しています。