当院の患者様が【読売新聞 医療ルネッサンス】に記載されました!
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医師の解りやすい説明が病気の進行や再発を防ぎます
少し前ですが、当院の患者様が【読売新聞6月15日版 医療ルネッサンス 脳卒中 最前線】 に記載されましたのでご紹介します。
この患者様は、若くして脳血管障害を患われました。
脳ドックもちゃんと受診されていたそうです。
ただ、脳ドックの報告書が難解な専門用語が並び意味不明だったそうで、唯一、後半の文書に 「…その他明らかな梗塞、腫瘍、出血などの異常所見は指摘できません」と記述があったために、ご自身で大丈夫だと勝手に思い込んでしまったらしいです。
私でも医学的な知識が無かったら、解りやすい文書だけを拾って、「何も異常は無くで良かった!」と解釈してしまいそうです。
そして、半年後、脳出血に襲われました。
前半の意味不明の専門用語の羅列は、「症状のない脳梗塞を過去に起こしていた可能性がある」という文書です。
再発の危険性もあるので、生活習慣の改善など指導が必要…ということになります。
しかし、この患者様は、このような危険性の認識はありませんでした。
病を患ってから、検査の報告書が専門知識がなくても理解できる書き方であれば…脳出血を防げたかもしれない、と、悔やんでおられます。
医療全般に言えるのですが、患者様のための解りやすい医療という本質が大切かと思います。
この記事を書いた人
ライフ治療院院長 予約制052-877-5791
国家資格保持者による、はり灸・マッサージ・整体をいたします。
【国家資格】
◎あん摩マッサージ指圧師
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◎きゅう師
【認定】
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