灸頭鍼(きゅうとうしん)でリラックス
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灸頭鍼(きゅうとうしん)
今までは“直流電気鍼”の投稿が多かったので、たまには違う鍼のやり方も述べてみますね。
“灸頭鍼”は、字で読んでごとく、鍼の頭にモグサを絡めつけ火をつけて患部を温める治療法です。
モグサが燃える熱で患部の皮膚を「ジンワリ」気持ち良く温めます。
鍼も加熱して火傷しそうに思われそうですが、皮膚に刺入されている鍼自体は熱くありません。
むろん鍼柄(しんぺい)といわれる鍼灸師が鍼を持ち操作する部分は加熱して直接触れると火傷してしまいます。
効能は、皮膚を温め熱を体内に蓄積させる作用が強いようです。
虚弱体質、胃腸障害、下腹部の力がない、気力低下、足腰の冷え、冷えや浮腫みで凝り感が強い方には最適です。
ですから炎症で熱感がありジクジク痛みが持続している症状、と同時に皮膚が乾燥して熱がこもり発汗しにくい状態の時には 一般的な灸の方が良いと思います。
モグサの煙の匂いは好き嫌いが分かれるところですが、「癒される香り」 「いい香り」と感じられる方が多いようです。
患者様の気持ち良さは絶大で温められて施術中にはウトウト眠ってしまいます。
患部を温めていても、全身に温かさが浸透する とても人気のある治療法です。
この記事を書いた人
ライフ治療院院長 予約制052-877-5791
国家資格保持者による、はり灸・マッサージ・整体をいたします。
【国家資格】
◎あん摩マッサージ指圧師
◎はり師
◎きゅう師
【認定】
鍼灸心理師 良導絡専門師
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