鍼灸OSAKA 誌 に掲載されました!
" 学術活動 "
業界誌【鍼灸OSAKA】に掲載されました!
鍼灸OSAKA 「効かせる鍼灸の技」100号を記念して、これまでに発刊、記載された先生方に「技術の巧拙は効果に影響するか/伝えたい言葉」のアンケートがありました!
編集部から 「鍼灸臨床についてアドバイスをお願いします」 ということだったの数行でしたが書いてみました。
その意味は…
専門的になりますが、
☆臨床では体表に現れている無数のツボをいかに選別消去するかに意義がある。
症状のある身体を、全身くまなく押していくと特に痛みが強い圧痛点が無数に出現します。
その圧痛点をツボとして使うには多すぎるわけで、治療家が自分の持ちうる治療体系により消去し、重要なツボだけを選別することが大切なのです。
☆全身を均一のドーゼで刺鍼するのではなく、ざっと流すところと重要穴の刺激の強弱、刺法の差をつけた方が反応性は良い。
全身を同じ強さで鍼灸刺激をすると刺鍼後の生体反応は穏やかなものになり、リラックスしやすいと思います。
しかし、刺激に強弱をつけると生体反応がより起こりやすくなります。
☆圧痛点があれば、四方から押圧してみて最大に圧痛を感じる方向に刺鍼をする。
押して痛みがあれば、その痛みを感じる方向に刺鍼をすると刺激としては効果がでやすい。
☆体幹を刺激すれば必ず手足末端に刺鍼してその気を引く。
患部ばかり刺激をすると意識も患部に集中しやすく力も抜けにくいものです。
そこで手足に鍼灸治療をすると意識を手足に分散させることができ患部の緊張感や苦痛を他にそらせる意味があります。
この記事を書いた人
ライフ治療院院長 予約制052-877-5791
国家資格保持者による、はり灸・マッサージ・整体をいたします。
【国家資格】
◎あん摩マッサージ指圧師
◎はり師
◎きゅう師
【認定】
鍼灸心理師 良導絡専門師
カテゴリー: 学術活動.